きょうの無料漫画【リヴィングストン】(2017年1月24日時点)

電子書籍の販売手法として、1巻だけは無料にして続きを購入してもらうという施策があります。無料のゲームアプリと同じような感じで、何はともあれまずやってもらう。その後継続するかどうかはユーザー次第。というような施策ですね。ただこれ、漫画好きな人にとってはかなり嬉しい施策で、こういうタイミングで良作に出会う事もたくさんあります。

今日ご紹介するのは「リヴィングストン」という作品。
モーニング様で連載されており、漫画は「デッドマン・ワンダーランド」の片岡人生。原作は前川知大という御二方です。
2017年1月23日時点で、コミックシーモア様で1巻無料になっている作品です。

昨今、命の重さを題材にした漫画というのが増えてきているように思います。特に青年漫画では顕著で、ちょいエロ系作品、おしかけ女房系作品(これはもう少年漫画の域かもしれない…)、格闘系作品、ヤンキー系作品、といった所謂売れ筋の系統に加えられるくらいの勢力に、命の重さ系作品はなったと思います。

さて、この「リヴィングストン」という作品の主人公は、魂を管理する、というのを生業とする2人。

人生に疲れた
こんなつまらない人生でこの先どうしたらいいんだろう
いっそ死んでしまいたい

そんな負の感情の連鎖の末、自殺を試みようとした男の前に、2人の男性が現れる。

彼らは口を揃えてこう言う。
「僕たちはあなたを救いに来ました」
「僕たちはあなたを殺しに来ました」
と。

その後の、死にたい男性と、魂を管理する2人の会話は命の重みをこれでもかと感じさせてくれます。

魂の管理者の1人は言いました。
かの有名なアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルは人間が死ぬ前後で体重を計り、体重の増減があるかを調べました。それによって彼は魂の重量を調べようとしたのです。そして、魂は21gグラムである、と導き出しました。
そして魂の管理者は人の魂をキレイなまま保管し、現世の体を殺すのだ、と。

魂の重さや生きる意味を説きながら、それでもなお、死にたがる男性は言うのです。

俺にだって死ぬ時ぐらい、自由に選べんだ…!

その後の、魂を管理する者達と、死にたがる男のやり取りは是非本編で確認して下さい。

人はどうやって生き、どうやって死ぬのか。

この漫画、必見です。

リヴィングストン ©︎片岡人生 前川知大/講談社

作品詳細
人間の運命の9割は“魂”によって定められている。現世でその運命を全うした魂は来世へとつながれ成長を続ける。だが、なかには予定外に死亡し、運命どおりにいかずに砕け散ってしまう魂もある。それを防いで魂を適切に管理することが、桜井(さくらい)と天野(あまの)の仕事である。魂が消えゆく危機に瀕するとき、二人は現れる。――前川知大&片岡人生がおくる、“魂”とは何かを問う衝撃作!!

投稿者: kawara

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